ドロップシッピングとは
ドロップシッピングという言葉を聞いたことがある人はいるでしょうか。
ネットショップを自分で開くことに興味がある人は、良く知っているかもしれませんが、
ネットは買い物したり、サイトを見るだけという人には、馴染みのない言葉かもしれません。
ドロップシッピングとは、売る側のシステムになるのです。
購入の際に、ドロップシッピングを使用しているお店で知らないうちに
購入している場合もあるかもしれません。
購入する側も売る側もネットショップに関わる人は、ドロップシッピングについて、
知っていても損はないと思います。ドロップシッピングは、ネットショップに注文が入ります。
入った後は、メーカーなどから商品を直接発送してもらうという、
在庫を持たないネットショップの仕組みになります。
ドロップシッピングをやって、エンドユーザーにアピールする側は、
商品のページを用意して、人を呼びこみます。
そして、その商品が売れることで、利益を得るのです。
価格はドロップシッピングをやる人が自由に決めることができます。
つまり高く設定して、利益を出すことも可能ですが、ネットショップというのは、
そこだけではありませんので、あまり高く設定してしまうと、そこのお店ではなく
別のお店から買われてしまい、結局売れないということがあります。
だからといって、低く設定しすぎてしまうと、
売れても利益が全然でないということが考えられますので、
そこを上手にやって利益をだすのが、難しいところであります。
クーリングオフが適用
そしてドロップシッピングにもクーリングオフができるようになり、
業務提供誘引販売取引と認識されたということになります。
もちろん良心的なドロップシッピングの業者もあるので、
利益をきちんと上げている人もいるのですが、このクーリングオフができるようになった
きっかけの業者は、高収入を得られるとして高い契約料を取っていたという2業者です。
全部のドロップシッピングの業者が、この業務提供誘引販売取引には当たらないのですが、
場合によって、適用するという決まりができました。
クーリングオフというのは、消費者を守るためにあるものですから、
臨機応変に変更していかなくてはならないと思っています。
今回は、普通では業務提供誘引販売取引には当たらないというドロップシッピングの業者が、
クーリングオフの対象となったことで、法律の抜け道になっていた業種や会社にとっては、
悪い方向になり、消費者にとっては、良い方向になったと思います。