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電子マネーについて

QRコード決済やバーコード決済はコード決済という

電子マネーであるQRコード決済やバーコード決済は、コードを使うのが特徴なのでコード決済ともいわれます。
しくみはコードを読み込むことで、お店の情報や利用する人の支払のための情報がわかるようになっているのです。
そういったコード決済を利用することで、決済アプリまたはクレジットカードから利用した金額が引き落とされます。

こうしたコード決済が世界で一番進んでいるのは中国です。
「Alipay(アリペイ)」というコードが使われ、日々の買い物はもちろん、投資や資産運用といった大きなお金の取引でも使われています。
そして、子供のお小遣いもコード決済というのです。

日本では2016年にコード決済サービスの「Origami」がQRコード決済を始めました。
その後出てきたコード決済はLINE Payや楽天ペイがありますし、PayPayなどもあります。
このように続々と大手の参入があり、2年ほどでQRコード決済は人々に知られるようになったのです。

メリットは3つ

電子マネーであるコード決済のメリットを3つご紹介しましょう。
一つ目は現金を扱わないで決済できることです。

チャージやクレジットカードやデビットカードを使って買い物も食事もできるので、小銭を気にしたり、お財布の中に入っている金額を気にしたりしないですみます。
消費税のために小銭が多くなって困るということもなく、小銭でお財布が不格好になることもありません。
中には割り勘機能搭載のアプリもあるので、何人かでの飲み会や食事会の時に便利です。

二つ目はポイント還元率の高さです。
コード決済は通常ですと0.5~3%の還元率で、キャンペーンになると15%~20%の還元率になります。
こうしたお得な還元率は大いに利用しましょう。

三つ目はセキュリティーが高度であることです。
コード決済でセキュリティーを心配する人は多いものですが、そんなことはありません。
実は支払いの際にスマホ画面に表示されるQRコードとバーコードは大事な情報が入っていますが、ある期間を過ぎると使えなくなるようになっているのです。

そして、その情報は暗号化されるので犯罪者に読み取られることはないでしょう。
また、クレジットカード機能もあるシステムであれば、国際的なカード情報保護基準「PCI DSS」によって守られているので、より安心です。

また、キャッシュレス推進協議会という経済産業省や総務省とも連携している民間の団体は、コード決済のガイドラインを徹底させるために動いています。
このようなことから、見た目は簡単にできるので危なそうにも見える電子マネーですが、かなり高度なセキュリティに守られていることがわかるでしょう。

2通りの手順

こうした電子マネーには2通りの手順があり、ひとつは「ユーザースキャン方式」という店側のコードをユーザーが自身のスマホで読み込むものです。
もうひとつは、反対に店側がユーザーのスマホ画面をスキャナーで読み込む「ストアスキャン方式」になります。
どちらにも共通しているのは使用前に決済アプリをダウンロードしておくことです。
そして、どちらも使い方は難しくないのでうまく利用しましょう。