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ショッピング枠を現金化の体験談

違法の現金化とは

現金化は違法なのですが、つい手を出してしまうという人もいます。
その理由について探ってみましょう。

その前に現金化とはどのようなことなのか、ご紹介します。
現金化は例えば、商品券や新幹線の回数券などをクレジットカードで購入して、購入したものを金券ショップなどに売って現金に換えるのです。
このやり方はクレジットカードでほしいものを買うのではなく、現金を得るためにする方法なので違法になります。

しかし、このやり方に手を出してしまった人は違法と知って仕方なく手を出してしまったのです。
その体験談を次にご紹介しましょう。

借金のために現金化に手を出してしまった

現金化に手を出してしまったのは、消費者金融の借金がかさんでしまったという自営業の男性です。
この男性の借金は複数の消費者金融やクレジットカード会社からのもので、500万近くありました。

月々の返済が大変でそのために、他の業者から借金するという多重債務者になってしまったのです。
支払いが滞ると家や会社に電話がかかってくるのを避けたかったと彼は言います。
借金は会社にも家族にも内緒だったからです。

とにかくとりあえず、その月に払うお金が欲しかったということで、新幹線の回数券をクレジットカードで買って、金券ショップに売るということを繰り返しました。
金券ショップだと90%で引き取ってくれるので、割りが良かったのです。
といいましても、たとえば、15万円で買ったものを売ると13万5000円で引き取ってくれますが、15000円は損しています。
それでも、その場しのぎのお金が欲しかったとその男性は言っていました。

現金化は犯罪になる

実はクレジットカードの現金化は横領罪や詐欺罪になるのです。
なぜならば、クレジットカードで買ったものを売ると他人のものを勝手に売ったということになります。
実はクレジットカードで買ったものは、その商品の代金が引き落とされるまではクレジットカード会社のものになるのです。
なので、クレジットカードで買った回数券をすぐに金券ショップに売ったとなると、クレジットカードの会社のものを勝手に他の業者に売った行為ということになり、横領罪になります。

もしも、この現金化がクレジットカード会社に知られると、カード停止という事態になります。
そうならないためにも、違法な現金化に手を出さないようにしましょう。

現金化するのではなく専門家に相談する

では、この男性のように困って借金がかさんで困っている場合は、どうすればよいのでしょうか。
一番良い方法は弁護士などの専門家に相談することです。
弁護士は無料相談も行っていますので、大いに活用してどのように乗り切ればよいのか、アドバイスをもらいましょう。
そして、今後は消費者金融や現金化に手を出さないようにしてください。