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街中の風景

キャッチセールスの体験談


キャッチセールスは自分では引っ掛かった事はないんですけど、それでもやっぱり有名ですよね。
むしろ今ある詐欺の源流って言っても良いんじゃないかなって思うんですけど、キャッチセールスはそこではただ呼び止めるだけで、話を聞いてもらって雑居ビルとかに行って、そこでいろいろと勧誘されるってものですね。

詐欺もいろいろです

今でこそ詐欺と言えば振込詐欺ですけど、昔はこれが圧倒的に多かったんじゃないかなって思うんですよ。
だから、駅前とか繁華街で知らない人に声をかけられても無視するようにって教えでしたよね。

居酒屋の勧誘なんかでさえ警戒してしまうって人もいるみたいですけど、それはきっとキャッチセールスの弊害というか、その時代の事を知っているので、居酒屋とかが「空いてますよ」とか声をかけてきても何かしら詐欺なんじゃないかって思ってしまうんでしょうね。
キャッチセールスもまた、本来であればクーリングオフが適用される案件ですから実際にはそこまで緊張するような事ではないんですよね。
むしろその場の雰囲気というか、断るに断れないし、怖いお兄さんとかが出てくるケースも多くて商品を購入したいというよりも、契約しなければ何をされるか分からない。

身の危険を感じてやむを得ず…ってケースが多いみたいですよね。
それでトラブルが増えて社会問題にもなったから「路上でのキャッチセールス禁止」って張り紙が出るようになったんですよね。
それにいろいろと法律も整備されてきているし、繁華街なんかだと警察の監視も厳しくなってきているのもあってキャッチセールスは減りつつはありますけど、まったくなくなったって訳ではないですしね。

むしろそうだと悟られないようにやるようになってきているんですよ。
「展示会やっている」とか「アンケートに答えて」とか。

巧妙ですよ

それでホイホイ同行してしまうと、販売目的を隠しつつ、徐々に真相に迫るというか、それで気付いたら契約させられているってパターンが多いんですよね。
ただインターネット時代に突入して減少傾向となっているようです。

SNS等で情報を簡単に発信する事が出来ますので、「○○駅にいるやつ、キャッチだよ!」といったように、メディアの力に頼らずともキャッチセールスの人間だと気付く事が時代になりましたからね。

こういった形で防ぐ事が出来るとありがたいですけど、キャッチセールスだけではなくていろいろな詐欺もこういった形で防ぐ事が出来るようになるといいんですが、詐欺の基本とも言えるのはやはり「知らない人を騙す」ですから、キャッチセールスも法律だとかSNSだとかにあまり詳しくないような層を狙うようになってきているようです。

詐欺は何よりも知る事が大切だという事を如実に表したお話ですよね。