インターネット上では動画や音楽、書籍など多くのサブスクリプション(定額)サービスが存在します。
個々に購入するよりお得感があるため、利用している方も多いサービスです。
しかし、実際はそんなに使わなかったので、解約しようとしても手続きがわかりにくい、解約できないといったトラブルがみられます。
解約したにもかかわらず一部サービスは継続
多くのサブスクリプションサービスでは1ヶ月無料というサービスが多く、その後自動的に有料になる仕組みです。
自ら解約しない限りサービスは継続されます。
国民生活センターによると入会時の失敗より、解約や退会の失敗に関するトラブルが多いとのこと。
相談事例によると1ヶ月無料の動画視聴サービスを契約し、無料期間中に解約したはずが、クレジットカードに料金請求が。
確認したところ、動画視聴サービスと同時に有料オプションも申し込んでいたそうです。
他にも無料期間で解約したが料金請求が続いているケースや、解約したのに一部サービスは継続していたという、相談もあります。
契約内容は必ずチェック
トラブルを防ぐためにも契約内容を確認すべきです。無料であっても「いつまで無料か、無料となる条件は何か」を必ずチェックしましょう。
その際、希望するサービス以外に契約していないか、契約期間や解約料の有無も見ます。
解約については、解約手順をあらかじめ調べておきます。契約はインターネットですが、解約は電話でしか受け付けない業者もいるので、注意しなければいけません。
電話だとつながらず、いつまでたっても解約できないということがあるので、このような場合は契約自体を見送ったほうがいいでしょう。
【広島県生活センター】解約は「電話のみ」の定期購入トラブルにご注意ください!
パスワードの管理をしっかりと
パスワードを忘れてしまうトラブルも見られます。パスワードによる本人確認ができないとサービスにログインできず、サービスが受けられない・退会できないといったトラブルに繋がります。
パスワードの再発行はサービスによって異なるので、ヘルプページで確認しておきましょう。
第三者に知られると不正アクセスやなりすましの被害とあう可能性があるので、電話やメールでパスワードを教えてもらうことはできません。